０歳～５歳

気を付けるべきポイント

生後３ヵ月～半年にかけて乳歯が生えてきます。
その頃から、歯磨きの習慣をつけてあげることが重要です。
小学校に入る頃までは、お母さん・お父さんが仕上げ磨きをしてあげてください。

お子さんの口腔内は本来、虫歯菌はいません。
虫歯菌は、お母さん・お父さんから移るのです。
そのため、お子さんが生まれたら親が歯医者に通うことも大切なポイントです。
虫歯がある場合には、治療をしておくことをオススメします。

クッキーのような歯にくっつくような甘い食べ物は控えることで、虫歯のリスクを減らすことが出来ます。
もし食べさせる場合にもお茶等と一緒に食べることで食べかすが歯に残ったままになることを防ぐことが出来ます。

歯医者での予防

フッ素の塗布と虫歯のチェックを行います。
３ヵ月に１回程度の来院が出来ると効果的です。
何か気になることがあればその時にご相談下さい。

６歳～１５歳

気を付けるべきポイント

お子さんの永久歯の生え変わりの時期は大体６歳頃を目途に始まっていきます。

永久歯が生えてきたばかりの時は、歯自体がまだ完成しておらず、しっかりかみ合っていないので歯の汚れが残りやすいということがあり、虫歯になりやすいです。

そのため、ご自宅でのブラッシングや仕上げ磨きなどのセルフケアを徹底していきましょう。小学校低学年頃までは親が見てあげると良いと思います。

永久歯が生え変わっている最中は、かみ合わせや歯列が正常に機能するかどうかという判断は非常に難しいと思います。そのため、歯医者さんに来て頂きかみ合わせのチェックを行って頂くことをオススメします。
早くにご相談頂ければ、歯を抜かずに矯正治療を受けて頂くことが出来ます。
詳しくは矯正治療のページをご確認下さい。

矯正ページはコチラ

歯医者での予防

１年間で永久歯は３本～４本程度生え変わっていきますので、この時期も３ヵ月に１回程度の来院して頂くと効果的です。
フッ素やシーラントによって、食べかすがたまりやすい溝を埋めていきます。

先欠といって、もともと永久歯がないというケースもございます。
その場合、ほおっておいてしまうと歯がどんどん寄ってきてしまい、
かみ合わせを悪化させる原因となってしまうこともございます。
少しでも心配な点があれば、すぐにご相談下さい。

仕上げ磨き

歯ブラシは市販の乳幼児用のもので、歯磨き粉は嫌がるようであれば使わなくても大丈夫です。
理想は毎食後ですが、大変だと思いますので最低でも1日１回は頑張って歯磨きをする習慣をつけてあげて下さいね。

さくら歯科クリニックではオススメのものを準備しておりますので、心配な方はお声がけ下さいね。

母子感染

お子さんの口腔内には虫歯菌は本来存在しません。
親が使っているお箸などを共有したり、親の口に入った食事をお子さんに与えたりすることで虫歯菌が感染してしまいます。

まずは、お子さん専用のスプーンを用意してあげたり、お食事も予め小さく準備してあげることで感染のリスクを減らしてあげましょう。乳歯が生え始める頃の０歳～３歳頃は特に要注意です。

しかし、長い期間となりますので、お父さん、お母さんが歯医者さんに通って口腔内の環境を整えていくことが一番重要です。

食べ物

糖分を摂取すると、乳歯でも永久歯でも歯を溶かしてしまいます。

通常であれば溶けた歯は元に戻っていくのですが、甘いもの長時間食べ続けると溶け続けてしまうことにつながり、歯が弱くなってしまいます。結果的に虫歯になるリスクがとても高くなってしまいます。

甘いものを食べないということは難しいと思いますので、長時間にわたって甘いものを食べない、お口に入れておかないということが重要です。