2017年04月12日
歯周病と糖尿病の関係
広島県府中市の歯医者、さくら歯科クリニックです。
今回は歯周病と糖尿病の関係についてです。
歯周病と糖尿病は密接に関係していて、糖尿病がある方は歯周病が悪化しやすくなることは以前から言われていました。
最近では歯周病になると糖尿病のリスクがグンっと上がり、糖尿病が悪化しやすいことも報告されており、医科と歯科の連携が必要な分野として注目されています。
糖尿病の人は必ず歯科医院に行き、重点的な歯のクリーニングと定期的な歯周病の検査と治療が必要で、生活習慣の改善に加えて歯周病治療を行うことで、糖尿病の改善が見込めると分かってきています。
糖尿病の人は、易感染性といって、細菌感染しやすく、治癒が遅くなる傾向があります。そのため、歯を抜く場合、感染しやすくなったり、治りが遅くなる危険があるため、歯科医院にかかる場合には糖尿病の既往は必ず伝えてください。
また、糖尿病のコントロールができていない方は、インプラント治療が受けられない場合もあります。
血糖コントロールが悪く、重度の糖尿病の場合、インプラントの定着が悪くなったり、感染の恐れがあるため、インプラント治療を断念しなければならない場合もあります。
歯周病は20歳を超えた人のほとんどがかかっている病気と言われており、糖尿病も生活習慣病で私たちのみじかな病気と言えるでしょう。
しかしどちらも重症化するまで症状はでにくく、検診に行かない限り発見されにくい病気なので早期発見早期治療が必要で、どちらも予防することがとても大切です。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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インプラント・セレック・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・審美治療・虫歯予防・歯周病予防などの治療に対応しております。
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