指しゃぶりで出っ歯になる? ⚪︎歳までに卒業すべき理由
広島県府中市の歯医者、さくら歯科クリニックです。
赤ちゃんによく見られる指しゃぶり。可愛らしい姿ですが周りから『歯ならび悪くなっちゃうよ』と聞くことがあると思います。
実は赤ちゃんの発達に指しゃぶりは重要な役割があると
考えられています。そのため年齢ごとに対応を変えるのがポイントです。
年齢ごとの指しゃぶりの傾向
①ママのお腹の中の時期
赤ちゃんのエコーを見ていると指しゃぶりをしている様子を見たことのあるママもいらっしゃるのではないでしょうか?
赤ちゃんは胎生24週頃には指を吸う動きがでてくるそうです。そして32週頃からは指を吸いながら羊水を飲む動きも出てきます。
この頃の指しゃぶりは赤ちゃんがお腹の中から出てすぐにm¥母乳を飲むための練習として、重要な行動だとかんがえられています。
②生れてから1歳頃
生後2〜4ヶ月では口のそばにきた指などを無意識に吸う反射がみられます。
そしてつかまり立ちが始まるとつかまり立ちの最中に指しゃぶりは難しいので、指しゃぶりは減少していく傾向にあります。
③1〜2歳
1歳を過ぎるとぐっと遊びや興味の幅がひろがります。積み木など手を使う遊びもふえます。昼間の指しゃぶりは減って、退屈だったり、眠い時に見られる傾向があります。
④3〜就学前
幼稚園などにはいって友達と遊ぶようになると、指しゃぶりは自然に減る傾向にあります。5歳を過ぎると指しゃぶりはほとんどしなくなると言われています。
指しゃぶりの歯並びへの影響
子供が指しゃぶりをしていて心配なのは、咬み合わせや歯ならびへの影響です。、吸う指や方向によって咬み合わせや歯ならびへの影響もかわってきます。
指しゃぶりによる咬み合わせの影響としては次のような状態があげられます。
①上顎前突 上の前歯が前方にでる
②開咬 上下の前歯の間に隙間があく
③交差咬合 上下の奥歯が横にずれて正中が合わない
以上のような咬み合わせの以上により、次の舌癖や発音への影響が起こりやすくなります。
1歳までは生理的な行為なのでそのまま様子をみましょう
いろんな意見がありますが、3歳ごろまでは特に禁止する必要はないとされています。
強く吸うために指ダコができたり、四六時中ずっと頻回に吸っている場合は4〜5歳で習慣にならないように小児科医や臨床心理士へ相談し対応が必要になることもあります。
寝かしつけのときは、手をそっとにぎってあげて、そばで寝るのを見守ってあげると安心します。決して指しゃぶりをしている子供を否定する必要はありません。4〜5歳で習慣にならないように、指しゃぶりを見かけたら、手遊びやお絵描き、折り紙など手を使う遊びや外で思いっきり遊ぶなど一緒に親子で遊ぶのもオススメです。
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